オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

やっぱりサザン、結局サザン1

41年前の6月25日サザンのデビューシングル「勝手にシンドバッド」が発売された。当初は、サンバ風のリズムで盛り上がってはいるけど、いささか騒々しい曲という印象でしかなかった。
その印象が変わったのは、当時の私の愛読書である少年ジャンプの「すすめ!パイレーツ」でして、役座の親分粳寅満次が懸命に「勝手にシンドバッド」を練習している場面。声をかけた子分は「せっかくつっかえないで歌詞が言えるようになったのに〜?」と叱りとばされる有様。野球漫画とは思えない展開が、すすめ!パイレーツの楽しさだったのだが、親分が「砂まっじりの茅ヶ崎…」と必死に練習していた場面には大いに笑えた。そうこの歌は、それまでのどのヒット曲にもなかった早口言葉の連打なのである。
その後、この早口言葉系の曲は珍しくも何ともなくなってしまうが、その先鞭をつけたのが勝手にシンドバッドだったと思い返せば言えると思う。