オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

考える速さ、感じる空間

AIの反応速度と人間が考える速さの比較に意味があるのか?
人間が読み、思考し、書くプロセスには、それにふさわしい時間が確保されることは、当たり前で、スマホのやり取りなどで本来時間をかけて表現を練り上げるべきところを、情けない単語の羅列で事を済ませているのは、ほとんど思考停止と同じではないだろうか?
人間がチータのように走れないように、AIのようにも反応できない。でもだからこそ確保していた思考プロセスというものがあったはずでじゃないのかなぁ。

さて、飛躍するが、音楽は時間を止められるか?

音楽に聴き入っている時、時間が止まっているように感じる人がいる。ひょっとすると一瞬が永遠なのだ。文化人類学者のレヴィ・ストロースも音楽のことに考えを巡らせていたようだ。踊りを通しても似たような体験が可能な気がする。
全ては刹那に過ぎゆくが、その瞬間に長く深い時間を感じることができるような気がしている。かなり怪しい思いつきだけれど。