オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

隙間の時間の友1

小山薫堂が「考えないヒント」の中で、自分はスローライフは苦手でファストライフになってしまう…と書いていた。私もどちらかと言えば、ファストライフ派なのだろうが、如何にファストライフだろうが、ほんの少しの間や隙間は出来る。その間も脳内はスパークしている時があり、どうやってクールダウンするか?リタルダンドするか?が大事なわけですよ。
最近は何をしていいのか?迷ったら、さっきまで何を考えていたのか?わからなくなったら、大概本を読み始めている。これはいい。自分の脳内に本からの情報がどっと流れ込み、モヤモヤ感を駆逐してくれる。

そもそもやろうと思えば、いくらでもやっておいた方がよさそうなことは思いつくわけでして、私の場合そのために実に奥が深い趣味に関わっている。しかし生来が怠け者なので、精進とか努力とか頑張るとか、おそらく今までも必要としてきたはずの行動様式から逃げまくって生きてきてしまったので、なかなか重い腰が上がらない。けしからんことに、まだ細々と続けている仕事でさえ、相変わらず必要最低限の準備で切り抜ける算段ばかりしている。

その点、なぜか読書は苦にならない。手元にルーズリーフとボールペン2本、それに栞の代わりになるものがあれば、準備OK!隙間の時間を満たしてくれる最良の友なのだ。