オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび13

逃げるべきか?とどまるべきか? 

世界のリーダーたちが、今回のコロナウィルス騒ぎについて「これは戦争だ!」と警戒を訴えていた理由が、緊急事態宣言が出されたことで遅ればせながらようやく実感できるようになってきた。

戦争の時、空襲を避けて地方へ子どもたちが集団疎開したように都市から逃げるか?(すでに軽井沢に避難している方々もいるようだけど…)地方に動くのはその土地で感染が拡大してしまわないのか?懸念されるけど。都市に留まり、閉じこもっているか?の二者択一に状況が似ている。

しかし、逃げようにも世界中に蔓延しているので、実は逃げようがない。閉じこもり方は、いろいろだろうが、まったく動かないわけにもいかないので限界がある。

戦争なら攻め込まれたら反撃するしかないのだが、コロナウィルスにたいする反撃とは、ワクチン・新薬の開発だから、もう少し反撃体制が整うまで、辛抱が必要だ。それまで持ち堪える事ができるかどうか?

昨日、武漢ロックアウトが解かれ、武漢に限らず大勢の人々が中国各地の観光地に押し寄せる映像が報道されていた。今まで閉じこもっていたので心情的には理解できるのですが…。

今、外出自粛中あるいはロックアウト中の市民もいずれ解放されるその日を迎えるのだろう。しかし、このウィルスの恐ろしさは無症状なのに感染している場合があるということでして、封鎖解除を判断するタイミングが難しい。悪いシナリオを描けば第二波、第三波が押し寄せてしまうからだ。

一人ひとりが自分を守るために、何ができるのか?思案のしどころなのだ。