オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび41

動画配信による授業に思う。

学校や塾で授業ができない。たしかに今感染拡大地域て子どもを学校に登校させるのは、いかがなものかと思う。

それでは、動画で授業を配信しましょう!本当に観られるための準備ができているのか?観なかったら観ないでハイそれまでよ…にならないか?心配である。

でももっと根本的なところに、私は疑問を抱いている。ならばなぜ今までも最低で1クラスに1人の教員を高い税金を払って配置していたのか?今までだって、動画配信が可能だったわけだ。例えば林修先生の国語の授業の方が、わかりやすいと感じる生徒はたくさんいるだろう。

先生の役割が、だいぶ以前からただ授業をするだけで済むわけにはいかない時代になっていた。一人ひとりの特性の客観的な理解や教室は小さな仮社会なのだからそこでのコミュニケーション能力の育成などなど…。だからこそ勤務時間から大きくはみ出てしまうのだ。

もともと残業代などないので割りが合わない。だから志願者が減る。従って教員の質が維持できない?たしかに現状はそうだ。しかしながら子どもと真剣に向き合う保護者以外の大人は、必要なのだ。いじめに学級崩壊、不登校etc…子どもたちを取り巻く問題は多岐に渡り、しかも即効薬はない。だからこそ教員が必要なのだ。

それは学習支援アイテムとしての動画配信だけでは、クリアーできないことだと私は思う。