オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび90

ぼくの応援団体験

高校生の頃だから、すごく昔の話。その高校では体育祭と文化祭が隔年開催で、ぼくは体育祭を2回経験する学年だった。体育祭は多色対抗で、ぼくの1年2組は紫。体育祭が近づくと応援団練習があり、何故入ったのか?忘れてしまったけど、ぼくも応援団の一人として屋上に集まっていた。大声が出ることだけはたしかだったのだ。

ガチガチの硬派というか、ほとんどコワイ、卒業生の先輩たちがやってきて指導してくれた。応援団には空手の「型」のような動きがあって「レッツゴー」とか「ワッショイ」とが叫びながら、練習した。ぼくはその後教職に就き、運動会の応援指導を担当することになる。少なからず役に立ちました。コワイ先輩ありがとうございます。

もちろん服は学ランで、昔「花の応援団」という見た目があまり美しくない漫画が流行ったけど、あれと同じ。最近の朝ドラに出てきた早稲田大学の応援団とも少し似ている。

その高校は、何か飛び抜けて強いスポーツがあるわけじゃなかったので、応援体験はそれだけ。応援って、もちろん選手を励ますためにやっているんだけど、集団催眠的に自分も気持ちが強くなったような錯覚に陥るところがミソだと思う。当時は、私が最も勉学への意欲を無くしていた頃だったので、振り返るとそれなりに貴重な修行だったのかな?とも思います。