オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび140

タケさんの日本近代音楽史10
○賛美歌から唱歌・童謡へ
~日本の愛唱歌の歴史を辿る(洋楽編)~

かわいらしい子どもが、きれいな声で童謡を歌う童謡歌手が、子どもたちにとって憧れの存在だった時代があり、たくさんの子どもの合唱団から多くの童謡歌手が育った。海沼實が創設した音羽ゆりかご会で育った歌手が、川田正子です。
海沼実と川田正子のコンビは、戦後の「みかんの花咲く丘」や「里の秋」で知られていますが、凄いのは戦争が激化し音楽家が東京から地方へと疎開していく中でも、二人が東京に残り当時は内幸町にあったNHKのスタジオから歌を送り続けたことです。空襲の中、焼け跡の町にもラジオから流れた川田正子の歌声が響いていたのです。

https://youtu.be/NR_Jv3vLZtY