オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび141

タケさんの日本近代音楽史11
○賛美歌から唱歌・童謡へ 
~日本の愛唱歌の歴史を辿る(洋楽編)~

サッちゃん、犬のおまわりさん、小さい秋みつけた、おなかのへるうた、ドロップスのうた…大中恩中田喜直によるこれらの童謡は、磯部俶の提案により集まった作曲家・作詞家のグループ=ろばの会から生まれた曲です。今でも愛唱されている曲があるでしょう?
童謡を創造しようという大きなムーブメントは、これ以降あまり見られません。テレビ時代を迎えて、子どもたちはテレビ番組の主題歌を口ずさむようになるのです。音楽の分化は、その後もずっと続き、全世代が共有できる歌は減る一方です。
歌い継ぐべき愛唱歌を次世代に伝えるのは、私たちの責務かもしれません。