オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび168

死の恐怖を身近に感じる時代

 

門徒。私はさておき、少なくとも親の代まで門徒らしい。他力本願!いいじゃないですか!南無阿弥陀仏を唱えれば、極楽浄土への片道切符をもれなく無料?進呈。往復切符とか定期券はないので戻ってきた人のみやげ話は聞けない。入口まで行った臨死体験の話は、時々聞くけれど。

でもね。そうは言っても生きているうちが花じゃないですか!特にとりあえずは平和で衛生環境も充実している我が国では、死の話は切実なこととしては受け止めにくい風潮があった。昨年の今頃からコロナ感染が広がるまでは。

そんなケセラセラで、この世の春を謳歌していた世界の人々を一気に追い詰めたのが、コロナウィルス。日々科学的な知見を頼りにしつつも、その実は右往左往しているわけですが、歴史を辿れば、不安への処方箋を、いろいろな形で提供した人々がいる。宗教指導者だってそうだ。

今は、人それぞれに合った不安への処方箋が必要な時代なのかもしれない。