オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび190

大学はこの先どうしていくつもりなのか?2

 

インターネットの普及によって、学歴の価値は上がるのか?下がるのか?私は、どこそこの大学で学んだ履歴などは、ますます関係ない社会になっていくと予想する。

だから医者、弁護士、教員etc…ある種の国家資格取得の近道として、またその大学でしか学ぶことができない研究対象がはっきりしている場合に、大学が存続していける道は開け残されていくと思う。

だから、マスメディア上に〇〇大学教授などと仰々しい肩書きが出るけれど、そんな大学名よりもよりも、その人がその専門分野に於いて、いかに比類なき識見を有するか? の方がより大事であり、大学なんかに雇われていないで、生活上必要であれば、受講料をとって、自らオンラインで自論を発信した方が、よほど公益・社会教育・生涯教育に資すると思う。また大学側も、誰それ先生のオンライン授業を受けていれば、レポート提出や試験の後、単位取得の対象とすればよい。

実験・実技や臨床を伴う授業などは、確かにオンラインではできない。その為の施設は必要であるだろう。けれども今のような講師一人対学生大勢用の巨大な講義室は要らない。いわゆるゼミもオンライン化できそうだ。

大きな学校と書いて大学と書くが、合理的な必要最低限の規模に縮小できると私は思う。

 


課題は、学生間で培われる友情や仲間意識の醸成かな?けれども企業でさえ、テレワーク化が進み、同僚と顔を合わすことが減り、飲みにゅケーションなんてできないのだから、先輩から薫陶を受ける機会が減っている。人間関係は変化していかざるを得ないと思います。