悠々自適への道
コロナ禍は、私たちにいろいろな意味で発想を転換する機会を与えてくれた。
例えば。毎日満員電車で通勤しなくても、出社しなくても仕事はできること。片道1時間として往復で2時間、この浮いた時間を何に使うか?
通勤に便利な場所に住みたいか?または郊外のある程度は自然が残されているところで過ごすか?この選択も考えどころ。
けれどその前に、自分にとってのびのび楽しいこととは何なのか? それがわかっていなければ始まらない。しかもタイミングが合っていて、その活動に適した年齢で始めるのに越したことはない。
私の場合は、大学生の頃から合唱活動を続けていて、合唱団を立ち上げたり、指揮を依頼されたり、いろいろあったけれど、当たり前だが常に本業の教師稼業を並行させてきたつもりです。教師はご存知の通り、時間無制限一本勝負的な仕事で、ネヴァーエンディングワークだけど、私の場合は合唱活動をしていたから「この仕事はここまで」と気持ちを切り替えることができたのかもしれない。二つのミッションがあることは、負荷が二倍になるのではなく、片方にお楽しみの要素がある場合には、逆に負荷が相殺される気がする。
悠々自適の生活設計は、自分の時間を一色に塗りつぶさないことからスタートできそう・・・というのが私の考えです。