和田秀樹「感情的にならない本」
この本は金太郎飴のような本で、切り口に見える金太郎さんの顔はいつも笑っている。「感情的にならない本」とタイトルされているけれど、ポジティブに生きるためのテクニックというタイトルでもいい。一応は順に読んでいく方がいいのだろうけど、時間がなければ、どこかパッと開いた頁から読み始めたって構わない。例えばキーワードを抜書きしながら読んでいたのだけど、以下のキーワードから気になった言葉があれば、そこだけ読んでもいいかもしれません。
不機嫌になりそうなメール→黙殺
森田療法=感情は放っておけばだんだん収まってくる=気にしない。
思い込みが強いから、まともにイヤな態度や反論を食らってしまう。
曖昧なままにしておく。
感情は押されれば押し返そうとする。
有効な「それもそうだね」
引く技術。
怒っても状況は変わらない。
一人の悪い感情はうつる。
だから考えない→その時決めようよ
内向き→基本は動くこと
でも失敗したら→ともかく→ひとまず←それもそうね
シナリオを描かない=成り行き任せ
私は私、大丈夫=胸を張る
認知的成熟度
聞く耳をもつ
曖昧さ耐性=グラデーションのあるグレーゾーンを認める=白でも黒でもない
should〜するべき→wish〜だといいな
ピンチ→ではどうするか?
いまはともかく
いい加減さが必要
成功を信じていて失敗→こういうこともあるさ
成功確率←わたしはわたし、大丈夫
こんな時、あの人ならどうするか?
感情的にならない=動くこと
考えてみても始まらないことは考えない
なにもしないよりまし
根本的な解決など求めない。今出せる答えを出して、それを実行する。
人生は小さな度胸だめしの繰り返し
災難を軽く受け止める技術
そうは言ってもねぇ・・と感じるところもあるけど、つまみ食い的に美味しいところだけ使える場面で使えばいいのだと思っています。