オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび264

教職員の多忙化について考えてみた1

 

教え甲斐がある部活から、担当だからやらされている部活へ

 

部活動は、教育課程の外にある活動で、少しだけ手当ては出ますが、本来は給料の対象外であります。「部活を通して健全な子どもたちを育てる」この目的に異を唱える人は少ないでしょう。教員がそれぞれの得意な分野を活かして、部活動の指導にあたることは、好ましいことだったはずです。

私も初任の頃、大学で合唱団の指揮をしていたことが、なぜか? バレていて合唱部の指導にあたったことがあります。もちろん勤務時間外でしたが、もともと音楽が好きだったこともあり、それほどにストレスを感じることなくやらせていただきました。

その部活が、とりわけ中学校では、やらなければ、指導しなければならない部活に変わってしまったようです。もし、その学校におけるその部活動が教育上どうしても必要であるならば、指導者を外部も含めて募るとか、一定の指導料も含めた待遇で遇するべきです。このプロセスが完全に抜け落ち、ほとんど教員のボランティアとして運営されてきたのは、問題です。当然お金はかかりますが、その捻出も含めて、考え直すべきだと思います。