オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび265

教職員の多忙化について考えてみた2

 

なぜ会議に追われているのか?

 

子どもが下校すると、一息つくまもなく即座に会議が始まる。サポートが必要な子の学習を見ている余裕はない。そちらの方が大事なのに。

なぜ、こうなったのか? 長いこと勤務している小学校に限って言えば、土曜日の授業が無くなったことと関連している。その分が月曜日から金曜日の時間割に上乗せされて、ほとんど毎日6時間授業になってしまったのだ。子どもたちも1980年代の前半までは14:30頃には下校できたのに、今は15:30過ぎです。当然放課後友だちと遊ぶ時間なんてない。よく稽古事が遊ぶ時間を奪っているという意見がありますが、少し違います。下校が遅いからなのです。

では、今更どうするべきなのか? 諸外国の教育課程や勤務形態に学び、参考にすべきは取り入れるべきです。例えば、ドイツ。午前中で大半の授業は終わりです。学校行事も日本のようにシャカリキになって、取り組んでいるわけではなさそうです。子どもの成長には遊ぶ時間が欠かせないという発想なのでしょうか? 日本も梁塵秘抄後白河院の頃から「あそびやせんとやうまれけむ」だったはずなのですが。