オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび271

肩書き・敬称としての先生

 

先生に限らず、社長、大臣etc、肩書きで呼ぶべき人は多い。本当は「〜さん」でもよさそうだが、格好がつかないらしい。これは、本当にその方を尊敬する信頼しているかどうかとは、別問題の場合がある。

教師という職業について言えば、いつ誰の先生になれるか? の真の意味は、ただ担任になったとか、教える立場になったではない。児童生徒保護者側の立場から、この人は自分の先生なんだ! と思えた時が先生になることができた瞬間なのであります。そこにこそ教育という仕事の醍醐味が含まれているのでしょう。

それは、偶然による出会いみたいなもの。意図的に仕組んで、そう言わせている場面があるとしたら、私は管理教育的だと感じてしまう。

大人側が指示して「仰げば尊し」を歌わせているようなもので、心の奥底でどう感じているのか? をもっと大切にした方がいいと思う。あの曲は本当に信頼し尊敬できる我が師に捧げる歌であろう。

さらに言えば、本当に教師を信頼しているか否かは、子どもたちの笑顔でわかるものだ。そこには「先生!」と言葉を発する真っ直ぐな気持ちがあるはずだから。自戒を込めて。