オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび291

読書という趣味

 


本との関わり方は、人付き合いに似ていると思う。相性があるし、リラックスさせてくれる本があれば、心地よい緊張感を与えてくれる本もある。その面では音楽と似ている。必要に迫られて読む本とは、うまく付き合えないことが多い気がする。

読後感想みたいなブログを書いているけれど、ほとんどは、たまたま興味が湧いたとか、目に止まった本なのです。

本が好きになったきっかけは、やはり親に感謝しないといけない。休日の朝、ゴロゴロしながら布団からも出ないで、本を読んでいた小学校低学年の頃を思い出す。本を読むスピードは、その頃からだいたい1分1頁のペース。各頁の文字量が多く、内容も私の能力では即座に理解できないような本は苦手なのです。その癖に分類で言えば900番代の文学書以外の本を読んでいることが多いのは、どういうことだろう?

本はこちらが選んだつもりで読んでいるけれど、実は本の側から読むに足る人を選んでいるような気もする。学生の頃、自宅や下宿にお邪魔して本棚を見せていただくと、その人の履歴がわかる気がして観察していた。誠に困った来客である。