オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび334

なぜ? どうして? を面倒くさく感じて、気持ちいいこと・おもしろいことに流れる日本文化1

 


なぜなのか? どうしてなのか? を問い続けることで自然科学は、主にヨーロッパで系統的に発達したと思う。日本はその間いったい何をしていたのか? 例えば算術など関孝和を始めとし、世界最高レベルの技! を誇っていたのに、それは他の学問と関連づけ、成果が広く還元されることがなかった。

大半の庶民の興味は、刺激的なおもしろさ優先であります。歌舞伎、浮世絵、落語・・宵越しの銭は持たない江戸っ子は、その日が楽しければそれでいいのです。

話は宗教行事に飛びますが、初詣、バレンタインデー、お彼岸、お盆、ハロウィン、クリスマスととりあえずその日の歴史的宗教的な意味価値より、何かお祝いとか集まる口実ができれば、それでいいじゃん! 的な発想が底辺に感じられます。