なぜ？ どうして？ を面倒くさく感じて、気持ちいいこと・おもしろいことに流れる日本文化3
いい気になっていて、時々大きなしっぺ返しを喰らってきたのも日本史の残念な特徴だと思う。とりわけ過酷な自然現象からは多くのカウンターパンチを食らってきた。
けれど、強かな根性？ で起き上がってくるところも同時に日本文化の特徴でしょう。関東大震災、太平洋戦争、復興途上だけど東日本大震災、どの例もみな再起を図ってきた。なぜなら地理上どん詰まりに位置するこの列島から先は海であり、どこにも逃げようがないという覚悟を、ご先祖様からずっと受け継いできたから。
だから楽しめる時には、思いっきり楽しみましょうよ！ 食べられる時はとにかく世界中の美味しいものをいただきましょう！ という気持ちのあり方が日本人を元気にしてきたのです。きっと。神様仏様に対する信仰が広く浅い感じがするけれど、あまり深く信じ込まないことで、その手の対立を最小限に食い止めてきた。(全否定傾向の織田信長vs一向一揆・比叡山の例はあるけれど、あれはやり過ぎでしょ！)
いい加減、テキトー万歳！ 「これでいいのだ！」というバカボンパパのセリフに結局戻ってしまう私なのでした。
