オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび344

松濤アクターズギムナジウム監修 「基礎から始める演技トレーニングブック」を読む

 


初めに「これなら、似たようなことやったことあるなぁ」というストレッチや身体の力を抜き、内部を解放する運動が紹介される。

続いて、体で覚えるの項で「日本舞踊」の動きが紹介されていたことは、普段着物を着る機会が少ないので新鮮でした。和服で演じる時代劇では、必ず習得しておかないとさまにならないのでしょうね。

私の関心の真ん中にあるのは、声・喉をつくるトレーニング。音程や響きを優先に捉える音楽系の練習とは、だいぶ違う。トゥワングとかベルティングなんて初耳だった。けれどジャンルを問わずに歌っているアカペラシンガーズにとっては、曲によって発声のヒントになりそう。教科書的に「この発声で歌えば、だいたいOK」という発想を変えていかないといけないのでしょう。