忍者の戦い方
忍者にとって大切なのは匿名性。漫画のヒーローではないので、どこの誰がどんなことをしているか、わかってしまっては忍びにならないのだ。唯一の例外は徳川家召し抱えの服部半蔵くらいだろうか?
だから漫画では果敢に敵と戦うシーンが出てくるが、忍者は情報を雇い主に届けてナンボの仕事なので、戦うのは二の次、まずは三十六計逃げるが勝ちであったはずなのだ。
忍者ステーションに展示されている武器も、よく見ると、逃げるための道具かほとんどで積極的に戦うための武器は少ない。
では、実際捕まってしまったら、どうするのか?
ここからは「ボクが忍者ならこうする」という話だけど、まずは雇い主は敵なはずだから雇い主の情報を売る。屋敷の仕組みとか守りが手薄なところとか、まぁその取り引きも失敗して処刑されたら仕方がない。けれど忍者の処刑記録は残らないだろう。闇に生まれて闇に消えていくのだ。やっぱりカッコいい!