オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび433

斎藤文彦「忘れじの外国人レスラー伝」を読む2

 


私は大学を出てから学校の先生になり、まだ学校現場にしぶとく居座り続けているわけだが、一昔前までは、休み時間の教室はそこいらじゅうでプロレスごっこをしていた。ところが最近はあまり見かけない。なぜだろう? やめなさいと言われても言うことを聞かないのが、子どもの特権? なのに変に従順だ。その分抑圧された心に闇が広がっている気がする。

プロレスごっこは、あくまでも遊びであるので、相手に怪我をさせないことが暗黙の了解だった。エビ固めや足4の字固めなどが定番だったろうか? ド派手な投げ技や打撃技は危ないのでやらない。ただの悪ふざけだが、こんな体験を通して、どこまでやると痛いし、危ないことを学んでいったのかもしれない。

今のゲーム内のバーチャル世界にどっぷり浸かった遊び方とは、だいぶ違っていた気がする。