繋げる、力まず伝える1 音楽の楽しさ
いくら教員不足だからと言って、何もこんなおじさんに教わらなくてもねぇ・・。私自身もそのような思いが頭をかすめることがあるのですが、開き直れば歳をとってきたということは、それだけいろいろな音楽を見境なく聴いてきたわけです。
昭和歌謡やグループサウンズ、BEATLESから令和の音楽シーンを彩る楽曲まで。クラシック系だって、武満徹、三善晃、高田三郎、中田喜直、山本直純をリアルタイムで知っているわけです。
音楽の授業って、何を繋げて伝えればいいのか? 音楽室に貼ったのは「美しい音、楽しい音楽、探しに行こう!」という言葉。けれど何を美しく、何を楽しいと感じるか、それぞれの子ども次第なので、気持ちを揺さぶる仕掛けが工夫は必要です。その上で最近大切だと思うことは、音楽表現を通して「自由な自分」を感じることです。
音楽の下に人々は平等で自由なのですから。ちょっとカッコつけすぎですが。