オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび718

森 博嗣「やりがいのある仕事という幻想」を読み、教育現場について考えてみた1

 


本書を読んでいるうちに、自分自身の仕事を振り返ってみたくなりました。本書の内容から離れますが、今まではやりがいのある仕事と思われてきた教員という仕事について、考えてみたくなったのです。


ボクは大学を出てから教員しか経験していない。学校現場には通算44年通っていました。去った後も、未練がましく教育関連の仕事にしがみつき現在は塾講師アルバイトを続けています。

ずっと続いたわけは、やりがいというより子どもたちと接している時間が楽しかったからです。転職しなかったのは、教員だったという潰しが効かない経験のみで、自分は営業職には向いていないと思い込んでいたからだと思う。

あまり偉そーなことは言えないわけで、特に若い頃自分的にはそれなりに働いているつもりなのに、同僚や管理職から、さらには教え子からはテキトーな先生だと思われていた気がする。

このテキトーさが自分的には、教員の働き方改革のキモだと感じているのです。テキトーとは紙一重のようですが怠けたりサボったりすることではありません。「仕事とどう折り合いをつけていくのか」自分なりに塩梅を加減したいということなのです。


明日の投稿に続きます。

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