オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび759

チェット・フリッポ 柴田京子訳「Yesterday」を読む1

 


楽家について、より知りたくなった時に人は彼らの出自について調べるだろう。モーツァルトだってベートーヴェンだって彼らを取り巻いた家庭環境抜きには、その才能を発揮できなかったはずなのだから。

さてポールの父親はジム・マッカートニー、母親は看護師をしていたメアリー、それに弟のマイクがいました。父親はラグタイム・ピアノを弾き、ジム・マックズ・ジャズ・バンドの名前で、映画にバックミュージックをつけたり、地元のホールで演奏していた。

少年時代のポールにとって、最大の悲しみは14歳の時に母親が癌で亡くなったことだろう。母親の稼ぎに依存していた家計は、たちまち窮してしまう。

ポールは、幼い頃聖歌隊の試験に失格している。しかも二度もであります。ピアノは習おうとせず、いとこの影響でトランペットを買ってもらうがすぐに飽きてしまい、そして行き着いた楽器がギターだった。ギターなら唇が痛くならない程度の理由だったらしい。しかしボールは母親を失った悲しみを埋めるかのようにギターに没頭する。

この頃学校へ行くバスの中で、ジョージ・ハリソンと出会い仲良くなっている。ロックンロールを大好きになったポールだが、父親がミュージックホールで演奏していた影響も見逃すことができない。不世出のメロディーメーカーとして美しい音楽を量産する背景が、そこにある。ポール自身は「ホエン・アイム・シックスティーフォー」に父親から聴かされた音楽の影響があると言っている。

 


明日の投稿に続きます。

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