オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

中井精也「撮り鉄」を読む

中井精也撮り鉄」を読む

40年以上前の高校生だった頃から、鉄道写真を撮っている。私が所属していた鉄道研究会は、箱根登山鉄道をフィールドにしており、先輩たちに連れられて熊が出るという山に分け入ったり、普通の人はどう考えてもやってはいけない危ないことも随分経験させてもらったりした。当時は、鉄道ファン、鉄道ジャーナル、鉄道ピクトリアルの三誌を愛読しており、まだ今のようにテツが一般化されていない時代にそれなりに暗くオタクな青春時代を過ごしていたのだ。
その後、大学時代からなぜか合唱団に引きずり込まれ、身動きが取れない時代が続いてしまう。それでも「乗る、撮る」ともに大好きで、鉄道に乗るためだけの旅は続けていた。所帯を持つと、まず初めに家内があまりのアホらしさにギブアップし、子どもが小学生の頃までは無理矢理?連れ出していたけれど、当然その後は一人旅になった。最近は、乗るよりも撮る方が好きで、とりわけSL写真を臆面もなくこのブログにもアップしてきた。
そんな中で、NHKBSで撮り鉄の番組を時々見ている。写真家は中井精也さん。思いっきりのよい撮影に、さすが!プロと唸る写真が毎回何枚も紹介される。思えば、私は写真については、全くの我流だったのだ。
そんな私に、家内がプレゼントしてくれたのが、表題の本。美しい写真に見とれながら、僅かでも私の撮影技術を磨く参考書としたいな。





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