オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

作詞家 丘灯至夫 逝く 1

作詞家や作曲家の名前がわからなくても、誰もが口ずさめる曲がある。昭和38年舟木一夫の歌で大ヒットした「高校三年生」など、まさにその一例といえるかもしれない。当時まだ小学一年生だった筆者も、すべてのラジオから絶えず流れる「赤い夕日が〜」の曲…

メンデルスゾーン 生誕200年 〜ほいほいのメンデルスゾーン体験

最後に、登場するのがメンデルスゾーンの声楽曲、つまりドイツリートである。日本人が、あたかも演歌や歌謡曲を口ずさむのと同様の親しみやすさで、ドイツリートを楽しめたらどれだけ豊かな音楽生活が営めるだろうに!と口惜しく思うのだが、まだまだドイツ…

メンデルスゾーン 生誕200年 〜ほいほいのメンデルスゾーン体験

メンデルスゾーン op54 厳格なる変奏曲 たびたび述べてきたように、メンデルスゾーンには「流麗な旋律」というイメージがつきまとっている。少なくとも私はそのような先入観をもって作品を聴いていた。 その私の狭い聴き方を根こそぎ崩したのが、上記の…

メンデルスゾーン 生誕200年 〜ほいほいのメンデルスゾーン体験

メンデルスゾーン op41 三つの民謡 メンデルスゾーンと言えば、誰しも思い浮かべるのは「流麗な旋律と美しい響き」であろう。それは最も人口に膾炙した「バイオリン協奏曲」の例を持ち出すまでもなく、納得いただける特徴と言えるだろう。そう、彼は今も…

メンデルスゾーン 生誕200年 〜ほいほいのメンデルスゾーン体験

N響という日本を代表するオーケストラについて、私の評価は、かなり微妙である。「さすが!日本一のオーケストラ!!」とうならせる名演を披露するかと思えば、「今回は、何だかな〜。」と肩すかしを食らうような演奏を聴かされることもある。もちろん演奏…

ほいほい オペラの公開ゲネプロを聴きに行くー3

オペラは、総合芸術である。総合と言うことは、料理で言えば「スープ系」というか「ごった煮」なわけで、全体の微妙な味加減が最後の決め手になる。辛すぎず甘すぎず・・。 タダで聴かせていただき、誠に恐縮ではあるが、オーケストラの「味付け」については…

ほいほい オペラの公開ゲネプロを聴きに行くー2

オペラの稽古には、長机がつきものである。そこに「でん」と構え全体を見渡しているのが演出家の先生。今回の「愛の妙薬」の演出は、故粟国安彦氏の長男で、父同様の道を歩む粟国淳。少し調べると他公演でも「愛の妙薬」の演出を、何度も手がけており、本演…

ほいほい オペラの公開ゲネプロを聴きに行くー1

演奏会に行きたいのに、その日には別の予定が入ってしまって・・・そんな悔しい思いをされた方は、多いはず。ところが世の中には、実に心が広い演奏団体があり、何とゲネプロを公開してくれると言う。ちなみにゲネプロとは、ゲネラル。プローベの略で、直訳…