2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧
作品109「祭典と記念の格言」を聴く。お祭りを祝うかのようなタイトルから、派手さや原色の明るさを期待したい人は、ヴェルディのオペラやヴァーグナーでも聴かれた方がよい。あくまでもブラームス的にであり、ハッタリとはまったく無縁の美しいハーモニーが…
まずは作品74と29の「二つのモテット」を聴き始める。だいたいどんな名曲でも、一回聴いただけでその曲のよさがわかるということ自体が稀有なのだが、私にとってブラームスの合唱曲だけは、どの曲もすぐにそのハーモニーの中に浸れる。随分遠回りをした旅人…
男声合唱団で「当団のハーモニーは夕焼け色ですね。」と伝えたことがある。抽象的な言い回しだったけれど、暮れなずむ黄昏色にそれぞれの思いや体験を重ねあわせれば、何かイメージが共有できるのかもしれない。
夕暮れの画像を載せているが、今年も暮れである。暮れという字には、暮らすの他に、明け暮れる、途方に暮れる、悲しみに暮れる、金に目が暮らむなどの用法があるが、どれもどこか哀愁が漂っている気がする。
ニュースを見ていると中国大陸の方からPM2.5が日本列島に向けて飛来しているらしい。日本も公害で苦しまれた方々がたくさんいらっしゃるが、人類は同じ過ちを何度繰り返せば学習できるのか?と空を見上げながら悲しい気持ちになってしまう。
寒くなってきたのに、相変わらず通勤にバイクを使っている。徒歩のスピードでないと、自転車のスピードでないと見逃してしまう風景があるように、バイクでなければ気づかない風景があると思う。それが今の私の場合、このような空の風景なのです。
家内に「どれだけ寂しいんだ?」と揶揄されても、ちょっと気に入った雲や茜色に染まる空をパチリパチリと撮影している。最近撮った画像をアップします。
日本庭園で秋を堪能して、自転車で公園の外周を走る。途中に美しいイチョウ並木を見つけた。あまり人も多くないので、余裕を持って写真を撮ることができた。 昼食は、立川駅で買ったおにぎり弁当。この日は町田で友人の奥さんが開いている個展+コンサートを…
平地でも紅葉の季節を迎えた。今年は例年に比べて暖かいと言うが、それでも木々の葉は、しっかり季節を告げているのだ。立川にある昭和記念公園のイチョウ並木が気になっていた。カナールと呼ばれる水場沿いの美しい映像をどこかで見たのだ。 湘南新宿ライン…