オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

多摩六都科学館へ世界一のプラネタリウムを見に行く

多摩六都科学館へ世界一のプラネタリウムを見に行く

草津温泉への旅は快適づくめだったが、天候の関係で星空を仰ぐことはできなかった。真夏の旅で星空を期待すること自体が難しいのだろうが。
そこでリベンジというわけではないのですが、かねてから行ってみたかった西東京市にある多摩六都科学館へ世界一のプラネタリウムを見に行くことにした。何が世界一と言って投影できる星の数が一億四千万と言うからすごい!肉眼では、空気のよいところで視力のよい人が見ても数千が限界なのだから、半端ではない。だいたい全宇宙で星がいくつ位あるのかと言えば、我々の太陽系がある銀河だけで二千億くらい、その銀河が全宇宙でやはり二千億くらいと言われているが、これは自ら輝いている恒星の数である。二千億×二千億は、4×100000000000000000000000となり、10の24乗という桁である。もう何がなんだかわけのわからない量である。
さて西武新宿線花小金井駅を下りると雨が降り始めている。ちょうど無料シャトルバスに乗り込むことができたので、順調に多摩六都科学館に到着。電車から大きな田無タワー(西東京スカイタワーとも言うらしい)が見えたが、科学館はそのそばにあった。

問題は入館後で、お目当てのプラネタリウムが満席で一番早い回で、4時間近く待たないと入れない。まあ、これが目的だったので辛抱強く待とうと覚悟を決める。その間もっぱら休憩室で読書三昧にふけっていたが、展示室も一周してみた。ボイジャー2号の実物大模型が吹き抜けにぶら下がっている。またショップで家庭への土産として宇宙食レトルトカレーを買う。話の種にはなるだろう。

入場すると洋光台にあるはまぎん子ども科学館に似た作りだ。投影している星の数だけでなくスクリーンの大きさは世界四位と言う。実際に見ていてやはり見えないものがいくら増えていても、あまりよくわからないというのが正直な実感だ。天の川は、昔のただのモクモクでなく星の集まりに見えたけれど、違いがわかったのはその程度だった。例えば、聴こえない周波数の音が身体に影響していることが自覚できないのに少し似ている。人間の感覚は所詮この程度と言ったところかもしれない。





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