オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ルネサンス音楽の喜悦 3 パレストリーナと向き合う

次にパレストリーナとの関わりは、私がいくつかの地域合唱団の指揮者をしていた頃の話になる。「バビロン・・」「谷川・・」などのモテットや「ミサ・ブレヴィス」を採り上げ演奏した。 前者のモテットは、公開で演奏したことがない。練習で採り上げた曲は、…

ルネサンス音楽の喜悦 2 パレストリーナとの出会い

バロック音楽を語るときに、バッハやモンテヴェルディを外すわけにはいかないように、古典派の名前の真っ先に、ベ−トーヴェンやモーツァルトが出てくるように、私にとって、ルネサンス音楽の始めにパレストリーナやヴィクトリアが挙がることは、極めて自然な…

ルネサンス音楽の喜悦 1

不協和を避け、棘のある主張はとりあえず傍らに置いておき、美しい響きで人の心に届く言葉を歌う。身の回りから聴こえてくる音楽に何と耳障りのよい音楽が多いことか!毎食アイスクリームやケーキを食べ続けていると、当然の報いとして肥満してしまうように…

静かにひとり演歌を口ずさむ時3 〜三善 英史〜

「あめに ぬれながら たたずむ人がいる」 AKBやらEXILEが脚光を浴びている時代に、演歌歌手の話題などを平然と採り上げているのも、アナクロと言えば、そうなのかもしれない。 演歌受難の時代が、いつ頃から始まったものなのか・・?ただ、表題の歌…

静かにひとり演歌を口ずさむ時2 〜八代 亜紀〜

「しみじみ飲めば しみじみと・・」 所詮、お祭りなので気にしている人などいないだろうが、ここ数年「紅白歌合戦」は、紅組連敗中である。 おじさんは、思う。「八代亜紀を出さないからだ」と。NHKは、ここ数年来の出場から洩れた非礼を詫び、本人に是が…