オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

金川明裕先生が指導するヘンデル室内合唱団に通っている。初めは、バッハのモテットを歌えるというのは魅力で入団したのだが、自宅から徒歩5分で通える練習会場というのも私にとってはありがたい条件であった。
 現在当合唱団は、ルネッサンスバロック期の合唱曲を採り上げており、今年に入ってからはモンテヴェルディマドリガル「アリアンナの嘆き」を歌い始めている。
 さて、問題はパートの話で、現在私は「第九」以外は、基本テナーで歌っているのだが、今回の五声のマドリガルでは、カウンターテナーを担当することになった。昨年暮れの辺りから、金川先生が「上から三つ目の声部は、女声ではなく男声で歌いたい。」ということを発言されており、「誰が歌うのかな?」と他人事のようにたかをくくっていたら、何とそれは自分自身の話だったのである。
 1月の練習では、早速女声陣の傍らに座り、音取りが始まった。。先生が言うには、ファルセットで「女形」のように歌えばよい?らしいのだが、その少し怪しげな世界に近づいていくのに、少々戸惑っている自分がいる。音域そのものは、それほど高くないので実声でも十分に歌えてしまうのだが、さて、これからどうなりますことやら?
 カウンターテナー体験のその後・・については、後日またブログで発信していこう。