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春分の日の朝、
湯河原温泉の花長園に泊まった。
部屋、風呂ともに、レトロというか、
昭和を感じさせる古さがそこかしこに残っている宿だ。
昨日は、私は休日だったけれど、
家内は仕事だったので、退勤後に合流してやってきた。

夕飯は、アンコウ鍋に石鯛や平目が盛られた舟盛りが付き、ボリュームたっぷり。食べ切るのが、やっとという感じだった。
風呂は、内風呂に昨夜と今朝と二回入ったけれど、
湯船が岩風呂でタイル張りとは一味違う雰囲気を醸し出している。
朝は少し熱かったので うめさせてもらった。
泉質は柔らかい感じで、このお湯のやさしさが
私が湯河原温泉を好きな理由なのだ。

朝、宿から5分位で歩けると言うので、
不動滝まで散歩に出かけた。

かなりの水量で１５Mの高さから叩きつけるように 落ちている。
早朝からバスの運転手さんだろうか？制服を着た方が、
お参りにいらしている。
後で地図で調べると出世の神様だったらしい。
何も手を合わさずに帰ってきてしまったので、
今年もそのては縁がないかもしれない。