仮に軽い声と重い声
細い声と太い声が、あるとすれば
実年合唱団がより長く美声を保つ為に
必要な声は、軽く細い声であろう。
軽く細い声で初めて前方への発声がより意識できるのだ。
しかし、なぜ太い重い声になってしまうのか
私は日常生活での子音の話し方にその原因が
あるように思う。
そこで私の真似してくださいと言いながら
ぐるりいちめん という言葉を
音の高さを変えて発音してみる。
すると子音を発音する位置が変わった瞬間に
とても軽い言葉が出るのである。
その子音の位置で歌ってくださいと言うと
今までとは違った歌が生まれる場合がある。
代役指揮の経験を思い出すままに
メモしてみたが、 音楽が変わる
音楽が創られる瞬間に立ち会える喜びは大きい。
とても楽しく充実した時間を
提供してくださった皆様に感謝したい。