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花長園はチェックアウト時刻が11:00まで大丈夫なので、
朝は露天風呂も含めて、二つのお風呂を楽しむことができた。
全部で五つの風呂を持っている花長園だが、そのうち今回は三つに
入ることができた。ちなみに家内は全部制覇したと自慢していたが。

花長園から徒歩で独歩の湯という足湯の公園のような施設へ向かう。
途中急な坂の途中に2・26事件の現場という建物があった。
湯河原でも血気盛んな青年将校が、牧野伯爵を襲撃したという。
建物は伯爵閣下が泊まるには随分小ぶりな印象を受けたが、
歴史上後世に伝えるべき施設をしっかり残している湯河原の人の気概ぞよし！である。

独歩の湯は、八つの足湯が点在した公園のようなところ。
それぞれ効能や入り方が表示してある。
どうしてもたくし上げたズボンの裾が下がってしまうのが気になってしまう。ロッカーで借りるサンダルのように、短パンを貸し出すと喜ばれると感じたのだが。