オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

携帯に話しかけると携帯が答えてくれる。大概の人は何と便利な機能だろうと感心するに違いない。私も、文字の打ち込みや検索の使い方に不慣れな方や操作がやりづらい状況にある方にとっては朗報だと思う。
しかし、これがさらに進化していくと、どうなるか?知りたいことは自分で機械に問いかければよい。問いかけ方や言葉を選ぶなどという面倒くさいことから解放され、単に単純なわかりやすい音声による情報のやり取りが主流になってしまうのではないかと懸念される。
ただでさえワープロが普及して20年あまり、機械は人々を書くという作業から解放し、字の書き方を思い出せないなど影響は随所に出ている。この上、文字を使わずに音声だけで入力が可能になったらどうなるのか?漢字の書き方は言うに及ばず、熟語の意味や使い方など、日本の言語文化に影響は必至である。
文字と音声の適切な使い分けが、今以上に必要な時代がやってきそうな気がする。