オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

身内が乃木会館で結婚式を挙げた。神社で式を行うというので、郎党一同ぞろぞろと並んで歩いて行くと、前の方から妙なる楽の音が響いてくる。竜笛に、篳篥、それに笙を奏でながら、社殿へと誘導してくれているのである。式場に着くと、舞台にかっ鼓と大きな楽太鼓が置かれている。
式の進行に合わせて、越天楽が奏されたが、その後に音楽を伴う舞楽が演じられたのも大変興味深かった。今までDVDや図書を通しては、見聞きしていたが、実際に鑑賞するのは初めての体験であった。
式を挙げた夫婦は、これから海外で新生活をスタートさせる予定になっており、日本の古式豊かな結婚式を通して、我が国の伝統文化をしっかり胸に刻んで旅立つことは、大変意義深いと感じた。