オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

港南台アカペラシンガーズ発足の日 日記

20161002 17:33
午前中は、退職以来久しぶりに、怒涛のような時間の流れと緊張感を経験した。参加された女声陣の声は、なかなかすごく、解き放たれた声がガンガン鳴ってくる。女声だけでグループをつくっても、かなりハイクォリティなコーラスができそうだ。
課題は男声で、お一人しか来ていただけなかったこと。参加申込書を出していないのは、その方だけなので、次回もいらっしゃるか?極めて怪しい。自分が歌うしかないかも?既成の楽譜のうち、混声四部になっている楽譜は、陣容が整うまでしばらくお蔵入りだ。パレストリーナ松下耕他・・・。代わって、パートのことを考えないで済むグレゴリオ聖歌「アヴェ・マリ・ステッラ」やモーツアルトの「アヴェ・マリア」など、斉唱や輪唱で歌える曲を扱うことにしようかなぁ。
また、アレンジものも、その時集まったバランスによって、女声だけでハモれたり、女声三部+男声とか、いろいろな編成で歌えたりできるように楽譜を作っておく必要がありそうだ。

5:37
やはり緊張しているのかな?トイレに行く回数が増えたり、夜中に2回起きたりしてしまった。どんな人がやって来て、どんなグループが誕生するのか?今は皆目見当がつかない。けれど呼びかけ人として、集まってくださった方々が笑顔で帰ることができるように、自分なりに「精一杯」「頑張って」みようと思う。
退職後、ここのところ「精一杯」とか「頑張る」とかいう言葉から逃げまくっていたけれど、今日だけは、そうはいかない。私があと何年、神様から時間をいただけるか?わからないけれど、今日は確実に人生の節目となり、新しいライフワークをスタートさせる日なのだ。15年周期で生き方のステージを切り替えているつもりの私としては、勝手に第5期の始まりと想定しているのだけれど。
ハモネプやポップコーラス系の入門書を読んで、グループの立ち上げのポイントを確かめてみた。経験豊かな方からコーラスが初めての方までいらっしゃるので、どの方にも満足していただくことは、結構難しいだろう。うまくいっても結果的に誰にでも好かれる大衆ラーメンになってしまい、そのままでは戸塚混声の頃の何でも屋路線に進んでしまう。
最大公約数は「どんな響きやハーモニーを美しいと感じて共有できるか?」な気がしている。何せアカペラなので、何もそばに音がないところから、人の声だけでそれなりに美しい音楽を出現させなければならない。初めからピアノ伴奏がいないという負荷を背負っているからこそ、切り拓いていけるフィールドは広いと思う。