オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

子どもたちが街を元気にしてくれる

若々しい人への言葉は二通りある。「若いねえ!」と「お若いですね。」だ。「お若いですね。」の方は実年齢がほどほどであるのにも関わらず・・という陰の意味が含まれている場合が多い。
私も還暦を過ぎてしまい、「お若いですね。」世代突入した。精神的未成熟なことを逆手にとって「見かけはおじさん、心は子ども」などと放言してきたが、「おじさん」の「じ」と「さ」の間に「い」が挟まったって、もう不思議ではない。
もし私に若い気持ちを保てている理由があるとすれば、子どもたちとの交流の中で仕事をし続けていることが理由だと思う。子どもたちから元気をもらっている、いやむしろ吸い取っているのかもしれない。
昨年11月のある午前中、街に出てコンビニに立ち寄った。すると店に紅白帽子を被った小学生がいる。会計を済ませようとレジに行くと手伝っていて私の買い物をビニル袋に詰めてくれた。「お手伝い?」尋ねると「うん」という返事。思わず名札を覗いたが、レジの女性と苗字が違うので、母子ではなさそうだ。
不思議な気持ちで、次に薬屋さんに入った。何とここにも小学生がいるではないか!やはりレジを手伝っていたので、質問をしてみると近所の小学校の児童で「わくわく体験」なのだそうだ。学校的にはキャリア教育の一環なのかもしれないけれど、嬉しいのは、子どもが学校に行っているはず時間に、街で子ども笑顔に出会える幸せである。
何となくギスギスした雰囲気の中で、高齢化現象がまっしぐらに進んでいるが、世のお年寄りの皆さんは、三世代同居でない限りあまり子どもたちと接していないのではないだろうか?世の中には子どもたちの甲高い声や赤ちゃんの泣き声が嫌いな人がいるかもしれない。しかしそれは少し前までどこにいても当たり前に聞こえていた環境音だったのだ。静かな落ち着いた街が好きな人は多いだろう。でも、子どもの声が聞こえない静けさはゴーストタウンの静けさに似ていないだろうか?
子どもたちが街に出ることが、リスクを伴ってしまう困った国に日本もなりつつある。でも、子どもたちが街にいることで活気付く大人は、嫌がる大人よりはるかに多いはずだと信じていたい。