オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

私とヴェルディ

私とヴェルディ

今年はヴェルディ生誕200年ので、さぞかしどこのホールもヴェルディもので彩られているかと思えば、意外にそうでもない。この音楽史上最高のオペラ作曲家に対して、現代人なりのオマージュが捧げられてもいいと思うのだが。
私とヴェルディの出会いは、やはりオペラ。福永陽一郎指揮する藤沢市民オペラに参加していた頃の「アイーダ」や「椿姫」である。そうそう首都オペラで「オテロ」に加わったこともある。その後自分が指揮する合唱団でオペラ合唱曲「行け、我が思いよ、金色の翼にのって」や「凱旋の合唱」を演奏したり、聖歌四編の一部「スターバト・マーテル」に取り組んでみたりしたことがある。

何が凄いと言って、声と楽器の響きを極限まで引き出し、ヴェルディならではの豊かな音楽世界を創り上げていることだろうか?とりわけ旋律線に込められた感情の起伏やとてつもないスケール感の巨大なハーモニーなどは、ヴェルディを歌い聴く無上の喜びである。





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