人が集い、創造するものは産業だけではありません。そもそも巨大産業という言葉が、全く中国に奪われたままでして、日本は相変わらずの知恵勝負で未来の設計図を描き続けなければいけません。
大量生産大量消費の時代が、少なくとも日本では終わっているわけで、それに変わるのは、より一人ひとりが自分らしく生き生きと暮らせる時代なはずです。本当は。
それは何?私は自分がやらないからあまり辛辣なことは言えないのですが、スマホに首ったけでゲームに夢中になる時代で、本当にいいのか?と思います。
ここから先は我田引水ですが、私自身は音楽文化にもう少し活路を見出したい。クラシック、ロック、ジャズ・・そしてアカペラ。現状音楽文化こそ大量消費そのものですが、淘汰されて引き継がれることは、歴史が証明してくれています。バッハ然り。さらに遡りルネサンス音楽然りです。
街の話題から離れてしまいそうですが、それぞれの街に音楽を楽しめる場があっていいでしょう。昔、石丸寛さんが「急行列車が停まる駅には、オーケストラがあっていい。」と言っていましたが、JR自体が急行列車を運行しない時代になってしまいましたし、石丸寛さんの志を受け継ぐ強力な指導者が次から次へと現れているようにも見えません。
指導者の問題はさておき、おらが街はこんな音楽があるぞ!そんな地域に根ざした活動をしている団体があっていいし、街が活性化し続けるために1役買っていれば、いいなぁと思うのです。