オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

自分が住んでいる街の近未来2

城下町であれば、武士の世が去っても城は残り、町も昔の区割りや面影を残しながら、今に至っています。
商売人の町は、店が引き継がれれば、商店街ごと残ります。横浜市内で言えば、元町商店街や中華街などまだまだ頑張っています。
さて、いわゆるニュータウンには何が残るのでしょうか?人がいない街は必然的に廃墟化します。

そもそもこれらの街は企業戦士の勤務先である大都市に寄生するようにできた街なので、自立性に乏しい。勤め先へのアクセスがいいから、都会の真ん中よりは自然環境がいいからなどの理由で移り住んできた人たちは、この街を育て発展させるヴィジョンを持っていたのでしょうか?

企業戦士の子どもたちは、この街で育ちましたが、この街をふるさとと感じてくれるのでしょうか?親元を離れている子にとって「いつの日にか帰らん」ところなのでしょうか?