オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび302

日本の歴史とテロ2

 


とにかく至る所で狙撃による殺人行為がまかり通っていた感があるのが、幕末の京都。この原稿を書き始めたきっかけの平岡円四郎も京都で暗殺された。新撰組に対する見方はさまざまだろうけれど、殺人集団と紙一重であったという見方があるのは仕方があるまい。

昭和に入っての大きなテロは、5.15事件、2.26事件、浅沼稲次郎刺殺事件、連合赤軍あさま山荘事件など。もう少し遡るけれど、現役の総理大臣が暗殺されるケースが、結構あって国内での暗殺に限っても、原敬犬養毅がいるし、高橋是清斎藤実は総理退任後2.26事件で暗殺、濱口雄幸は東京駅で銃撃されているが、その後体調が悪化。犯人は殺人未遂とされた。

歴史の暗部として、隠してはいけないと思う。むしろ、なぜそのような行為が行われたのか? それを扇動していた人物は誰か? また影響を与えた思想は何か? それらを考察していくことが、大切なのではないでしょうか?