オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

桑田の歌がいつもそこにあったっけ 1

 今週のとある朝目を覚ますと、サザンの歌がニュースに流れていた。「どうしたことか?」と観ていると、桑田佳祐が、食道がんの手術で入院すると言う。「何だ、驚かすなよ。ちょっとの間入院するだけじゃないの。」という気持ちと「ずっと歌い続けてきたのだから、病院でしばらくはおとなしく休んでいるといいよ。」とまるで昔なじみの友を想うような気持ちが、心の中で交錯した。
 私は、生まれ年が桑田と同じで、育った場所もとても近い。(べつに顔を合わせたことがあるわけではないのだが)サザンがデビューしてから30数年あまり、いつも桑田の歌声が私の傍らで響いていた。桑田の曲を振り返ることは、同時に私の人生を振り返ることと同じなのである。

 桑田の小休止をきっかけに、自分が桑田の曲をいつどのような状況で聴いていたのかを振り返ってみようと思う。