オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

日本は、生活文化大国?

日本は、生活文化大国?

新聞ネタが続き恐縮だが、今回は1月14日付の朝日新聞からアメリカ総局長の話。タイトルは「生活文化大国の道がある」。
私は、あまり国というブランドを気にかけたことがなかった。日本は失われた二十年の間、デフレに喘ぎ、景気の良い話にずっとご無沙汰してきた。今回のアベノミクスという「イケイケドンドン」的な、ちょっと賭けのようなリスクの高い経済政策で、さてどうなりますか?というところだが。
筆者によれば、日本の国としてのブランドは、世界上位であるという。政治の自由度や外国人雇用が弱点らしいが、テクノロジー、観光、伝統文化は最高得点らしい。GDPが中国に抜かれても、一人一人の生産力や所得の伸びでは、アメリカを上回っているという。
さらに言えば、省エネで環境を守り、先端技術で生活水準を保ち、世界が羨む和食を食べ、欧米の競争型社会とは違う助け合いの長寿社会を営み、アジアと北欧のいいとこ取りの社会文化を伸ばしていける。そしてそれらを世界に提言できる潜在力があるという。
なるほど言われてみると、そう捨てたものでもないような気がしてくるのは楽観的すぎるだろうか?ただ未来を見据えるということは、今現時点での良さをどこまで伸ばしていけるかということであり、世界に誇れる日本のよさをもっと自覚するべきかな?と思った。


iPadから送信