オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

そもそも元気は、いつ、どんなことから湧いてくるのか?

元気でいたい。前のめりならない程度にポジティブでいたい。そう願っている人は多いだろう。
愉快なこと、楽しいことが待っている時、必要な休息と栄養を取り、且つ落ち着いた時間が確保するできた時、奇妙な使命感、責任感が自分を駆り立てている時・・そのような答えがすらすら出てくるだろう。しかし、そのような答えを出せること自体がすでに十分にポジティブであるので、あまり心配ない。

深く深く沈むこと。不思議なことに極限まで落ち込むと奇妙な浮力が発生して、人は浮かび上がりはじめるのだ。音楽療法だって、元気な曲を聴いて元気になるのは、まだ元気の素が体内に残っている場合でして、それさえもわからない場合は、逆に極限まで悲しく寂しい曲を聴いた方が良い。全く説明不能だが、気持ちが再び動き始める。
自分自身、シューベルトの歌曲でそのような体験をしている。孤独な魂の創造物が、孤独な心に呼びかけている感覚というべきですかね。