オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび420

マルクス・ガブリエル他 斎藤幸平編「未来への大分岐」を読む5

 


機械に操作・コントロールされない未来を守るために、メイソンはヒューマニズムを、さらには人間に対する影響を食い止めるための規制が必要だと説く。前の対談者マルクス・ガブリエルが倫理を持ち出してきたのに似ていて、やはりそこかよ! という気持ちに陥ってしまう。

ここで私は敢えて宣言しよう!「スマホ漬け、ゲーム漬けの日々を送っている万国のネット中毒者よ! 自分の心と頭を取り戻せ!」と。そういうあんたもブロガーの一人じゃないの? その通り。けれどボクはネットに対して、蟻地獄的な受け身にはなっていないつもりです。あくまでも発信のためのネット利用であることを強気に自負? しております。まぁ、そんな偉そうに言えるほど大したことを発信しているわけではありませんがね。

さて編者である斎藤幸平は、最後にエコロジカル社会主義を持ち出す。そしてアメリカで議論されているグリーンニューディールの可能性を。