オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

今、歌っている曲 1

 今年の冬は、演奏会が目白押しで、あちらこちらにお邪魔しては、合唱団の片隅で歌わせていただく場面が多い。
「おまえの歌っている曲なんて、別にどうでもいい。」と感じられることは、百も承知でそれぞれの曲に関わりながら、自分が感じていることなどを、ぶつぶつと独り言のように綴ってみたい。

 一つ目は「第九」である。そうあのベートヴェンの「第九」。まるで地域の祭礼のごとくに、全国津々浦々で演奏されている「第九」。私の住んでいる横浜市内のとある区も、ご多分にもれず、区民オーケストラに区民合唱団という「地域密着型」で第九を演奏し続けている。
 昨年は、長年の念願であったという妻が参加したのだが、正直私は「今更・・」という気持ちもあり、あまり乗り気ではなかった。それが、財政事情の影響からか、今年の第九以降は、しばらく実施しないとのニュースが流れ、「それならば・・」と「よっこらしょ」と、ようやく重い腰を上げたのである。我ながらまったく面倒くさい御仁である。