オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

マクロ教育とミクロ教育5

子どもたちに必要な教育。それは今流行りの言葉を使えば、持続可能な開発=未来を約束する教育である。しかし、事態は極めて混沌としている。つまり、平和も環境も人権問題も、今の大人世代では解決するできるか、怪しいのだ。スエーデンのグレタさんが立ち上がって、世界中に共感する動きが広がっているのは、本当に嬉しい。
本来なら教科書には書くべきなのは、彼女を突き動かしている問題意識なのだろう。マクロ教育について、私はその点を期待したい。
ミクロ教育については、自分の子に何が大切なのか?親が、保護者が子どもと共に考え続けるべきだと思う。AIがプログラム化が可能な作業を仕切る時代を迎え、人間には必要な能力とは何か?が問われている時代だと思います。
出口が見えない袋小路から逃げる。例えば塾に任せて、有名な学校に入れば親の役割はおしまいではないはずだ。有名な学校→有名な会社→安定した生活という図式は、通用しなくなってからずいぶん経つ。ただその子にとって考える場所、議論する相手、研究できる環境を可能な範囲で整えていくことは大切な気がします。それを突き詰めるとまともや国内の教育・研究環境が貧弱であることがクローズアップされてしまうけれど。
子どもは成長する。時には親の予想を超える、しかも思わぬ方向に。だからこそワクワクするじゃありませんか!解は、その子が切り拓く未来の中にしかないのです。