オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび68

タケさんの教育論1

本当はいつ何を学ぶのがよいのか?1

子どもたちが通う学校は休校解除され、部分登校という変則的な形態で再開しつつある。しかし、保護者の間には、学習の遅れを心配する声が上がっている。

そもそも何歳=何年生で何を学習しておくと言うのは、文科省が決めた学習指導要領に則っており、それを元に教科書や教材が作られているのだが、その時期や順番はその子に合っているのだろうか?

例えば、順番の例。算数で言えば足し算ができてから掛け算に進むとか引き算が出来てから割り算に進むのは納得できる。掛け算は足し算が面倒くさいからできたものだし、割り算も引き算が大変だから生まれた。しかし、量や図形に関する学習の時期は、合っているのか?一昔前まで立体は小学校高学年の内容だったが、最近はずいぶん早く教え始めている。なぜなのか?

さらに言えば、いわゆるゆとり教育で中学校で教えることにされた内容が小学校に戻ってきた。この変更は、もちろん最近の小学生が急に優秀になったからではないだろう。