オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび169

教わらない。管理されない。ただ学び求め楽しめばいい。

合唱団にいます。所属している男声合唱団は、原則自分で音を取ってくることになっている。つまりそこの部分は教えてくれないわけだ。もう一つアカペラグループの代表をしていて、設立者であるのをいいことに、練習の進行や運営を仕切っている。ハーモニー作りのためのスキルを助言することもあるのだけど、先生をしているつもりは一応ない。

本業のミッションは、学校の教師なので、こちらは教えなければならない場面が、確実にある。特に感じるのは、知識理解や技能面のスキルより、コミュニケーションを円滑にするために必要な態度だ。前者はこの先オンラインでも何でもどこかで教われば済むが、後者が生身の体験を必要としている。個人的には道徳的な価値観の教授よりも経験を通して身につけることが、ずっと本人にとって切実な学びを提供できると思う。

本来は、成人してからは、誰かに教えを乞うのではなく、体験を通して学び求め、楽しむことを優先したい。教わる←教えるの関係を一度立ち止まって、振り返ってみませんか?