オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

ぼくのカウンターテナー体験 その後の顛末

ぼくのカウンターテナー体験 その後の顛末

2012・10・27のブログに「ぼくのカウンターテナーデビュー?」と題した書き込みがある。その後どうなったのか?と言えば、2013年の区民文化祭でも曲は少し異なるのだが、やはりカウンターテナーつまり男声アルトを歌い、2013・12・12にみなとみらい小ホールで開かれた演奏会では、とうとうプログラムのメンバー紹介に生まれて初めてカウンターテノールとして名前が載ってしまった。
当日の出来栄えを問われれば、言い訳めいてしまうのだが、勤務の関係で職場を出たのが、16:00過ぎでリハーサルもせずにステージに立ってしまったことが失敗のもと。第一ステージは、思うように声が出ず、およそいつもの自分らしさが発揮できずに終わってしまった。ソリのある第二ステージ以降は少し持ち直したけれど。別に不調の言い訳ではないが、この室内合唱団からいったん休団させていただくことにした。カウンターテナーという新たな可能性を開発していただいたことには、正直感謝しているし、新たなパートの楽しみ方を享受したい気持ちもある。ただ、勤務その他の条件や環境がどうにも整わないのだ。
さて、年が明けて12月の演奏会のDVDが出来てきた。自分で全然ダメと思っていたところが、意外に歌えていたり、予想通り調子がイマイチな箇所などがリアルにわかる。自分の耳や身体で感じていることと、実際の響きとのギャップが今回もはっきりしている。
さらにわかったことは、私は合唱を続けている癖に自分で自分の声を録音することが嫌いでして、つまり自分の声が嫌いなわけだ。今回DVDを聴いてわかったことは、私は意外とファルセットでもそれなりの音量が出せて、本人が気にしているほどには、実声とファルセットの境目がはっきりしないということなのだ。上で言い訳を書いているが、当日はとにかく不調で、上のHや高音が連続する難所はかなりファルセットで歌っているのだが、それでも結構それなりに聴こえているのは、発見だった。
いずれ再びカウンターテナーを歌う日が来るかどうかはわからないが、今回の貴重な経験をその時は活かしたいと思う。





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